2023年11月10日作成
EndNote Online(Basic/Web)からRefWorksにデータを移行する方法について説明します。手順は以下の2段階です。
- EndNote OnlineからデータをRefMan(RIS)形式でエクスポートする
- RefWorksに1.のデータをインポートする
2023年11月10日作成
EndNote Online(Basic/Web)からRefWorksにデータを移行する方法について説明します。手順は以下の2段階です。
文献管理の定番ツール「EndNote (デスクトップ版)」の最新版「21」のパッケージ版が2023年8月1日(火)に発売されます。
ダウンロード版は2023年6月20日(火)より発売中です。
旧バージョンのEndNote(デスクトップ版)を使用していた人は,アップグレード版を割引価格で購入できます。
また,2023年3月28日以降にEndNote 20を購入された方は無償アップグレードの対象です。
・EndNote販売ページ / ユサコ (外部リンク)
https://www2.usaco.co.jp/shop/pages/endnote_variation.aspx
EndNote 21で新しくなった主な機能は以下の通りです(ユサコ株式会社HPより)。
■タグ機能
様々なタグを使用し,自身のライブラリやグループ内のレファレンスをより分かりやすく整理することができます。
■CWYWの拡張
Cite While You WriteがGoogle DocsやWord Onlineで利用可能に。
論文の執筆や他ユーザーとの文書の共同作業を,より簡単に行えるようになります。
■復元機能
ライブラリが失われたり,破損したりした場合でも,ライブラリを復元できます。
■新しくなったEndNote Web
EndNoteデスクトップ版と整合性が高まった新しいEndNote Webで,デスクトップから離れていても,新オンラインインターフェイスにアクセス可能になります。
※利用はEndNote 21ユーザーに限られ,登録日から3年間アクセス可能。
■ライブラリ共有人数の増加
ライブラリ共有可能なユーザー数が400人から1,000人に増えました。
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なお,「EndNote(デスクトップ版)」は有料の文献管理ツールですが,東邦大学で契約しているWebベースの文献管理ツール「RefWorks」は,本学の所属者であればどなたでも無料でご利用いただけます。
「EndNote(デスクトップ版)」も「RefWorks」もメディアセンターのヘルプデスクでサポート可能です。文献管理や論文執筆の効率化に興味をお持ちの方は,お気軽にお近くのメディアセンター・図書室のカウンターまでご相談ください。メールでも相談を受け付けております。
・RefWorks / ProQuest (外部リンク)
https://refworks.proquest.com/
・RefWorks機能概要紹介PDF / メディアセンターHP
https://www.mnc.toho-u.ac.jp/mc/doc/mmc/RefWorks_Poster_01.pdf
【文献管理ヘルプデスク:問い合わせ】
メール:mnc_ref☆ml.toho-u.jp
※「☆」記号を「@」に置き換えて下さい。
2021年11月のアップデートで,RefWorksの上部のツールバーに動画マニュアルへのリンクが付きました。
紙のマニュアルでは分かりづらい操作の細かい部分も見ることができますので,これらの動画マニュアルもご活用ください。
この動画マニュアルは,RefWorksの開発元であるExLibris社が作成したもので,音声は英語です。字幕は英語・スペイン語・韓国語から選択できます。
(英語ということで身構えてしまうかもしれませんが,平易な英語で,操作画面とあわせて見るため難しくないものと思います。)
また,日本の代理店であるサンメディア社も動画マニュアルを作成しています。
こちらは日本語音声です。以下からご利用いただけます。
https://www.sunmedia.co.jp/refworks-manual/
その他,ご不明な点がございましたら,
以下,もしくはお近くのメディセンター・図書室までお問い合わせください。
【文献管理ヘルプデスク:問い合わせ】
メール:mnc_ref☆ml.toho-u.jp
「☆」記号を「@」に置き換えて下さい。
最新バージョンは,RefWorksにログインし,ツール > ツール > Write-N-Cite「ダウンロード&インストール」からお使いのOfficeのビット数にあったものを入手してください。
なお,Word2016以降の環境では,「Write-N-Cite」ではなく,新Wordプラグイン「RefWorks Citation Manager(RCM)」をご利用ください。インストール方法,利用方法は以下をご参照ください。
・RefWorks Citation Managerご利用ガイド(2020.04)
※学内からのみアクセス可能です。ご不明の点は以下,もしくはお近くのメディセンター・図書室までお問い合わせください。
【文献管理ヘルプデスク:問い合わせ】
EndNoteをはじめ,いくつかの文献管理ツールには,登録された論文情報から,電子ジャーナルの本文PDFを自動で取得する機能(EndNoteの場合「Find Full Text」)が備わっています。
しかし,大学等で契約している電子ジャーナルの多くは,契約上,機械的な本文取得(短時間での大量の論文のダウンロード)が禁止されています。そのため,不用意にこの機能を使うと,不正な行為とみなされ,大学全体の利用停止措置がとられる場合があります。
本文自動取得機能は,ご自身の文献管理ツールの設定を見直した上で,必要な論文に絞ってご利用ください。
以下に,EndNoteを例として,新しい論文情報を取り込んだときに同時にPDFを探す機能をoffにする方法と,一部の論文に対してのみ本文を探す方法をお示しします。
画面はWindows版のEndNote20を使用しています。
お使いのバージョンによって操作が異なる場合がございますので,ご不明な点がありましたら文献管理ヘルプデスクまでお問い合わせください。
■「新しい論文情報を取り込んだときに同時にPDFを探す」設定はOffにしておく
1. EndNoteの上部メニューからEdit > Preferences を開く
■EndNoteに取り込んだ一部の論文に対してだけ本文PDFを取得する
1. 本文PDFを取り込みたい論文情報をクリックして選択する
2. 選択した論文情報の上で右クリックをして「Find Full Text」をクリックする
(もしくは,上部メニューからReferences > Find Full Text > Find Full Text)
3. PDFを探している間は「Searching」になる
RefWorksより,以下の環境でのサポートを終了するとの連絡がありました。
サポート終了日以降にこの環境下で発生する不具合には対応できない可能性がありますので,ご留意ください。
◆Windows 7 および 8
適用日:2021年7月1日
対象:Write-N-Cite、RefWorks Citation Manager
備考:引き続き、Windows 8.1 および 10に対応いたします。
◆Internet Explorer 11 (IE11)
適用日:2021年7月1日
対象:現行のRefWorks(オレンジ色)、新RefWorks(青色)
備考:引き続き、Microsoft Edge、Firefox、Safari、Google Chromeに対応いたします。
◆TLS 1.0 および 1.1
適用日:2021年6月1日
対象:Write-N-Cite
備考:2021年6月1日以降、TLS 1.2のみに対応いたします。
ご不明の点は以下までお問い合わせください。
【文献管理ヘルプデスク:問い合わせ】
新RefWorks(青色のロゴ)をお使いの方へのお知らせです。
RefWorksの国内代理店より,新RefWorksで,日本語のPDFファイルの情報を十分に抽出できない不具合が生じている,との連絡がありました。
RefWorksには,論文のPDFファイルをドラッグ&ドロップすることで,論文タイトルや著者名を自動で抽出してレコードを作成する機能※がありますが,現在,日本語の論文ではこの機能が正常に機能せず,抽出される情報に欠けが生じることがあるとのことです。
※文字情報がデータとして含まれるPDFが対象です。文字データがないPDFでは機能しません。
開発元で不具合解消のため調査を進めているとのことですが,不具合が解消するまで,代替として以下のABCのいずれかの方法をご利用ください。不具合が解消されましたら改めてご案内いたします。