2019年12月18日水曜日

【文献管理】【掲示終了しました】「RefWorksではじめる文献管理」ポスターの掲示開始およびPDF版公開のお知らせ

これから文献管理をはじめる方向けに・・・

文献管理ツール「RefWorks」の基本的な使い方を紹介したポスター
「RefWorksではじめる文献管理」
を,医学メディアセンター Communication Square(メディアセンター前の廊下)で掲示開始しました。

掲示期間は,2019年12月18日(水)~2020年1月18日(土)です。

また,掲示しているポスターのPDF版を以下からダウンロードいただけます。
どうぞご利用ください。

https://www.mnc.toho-u.ac.jp/mc/doc/mmc/RefWorks_Poster_01.pdf


【文献管理ヘルプデスク:問い合わせ】

 メール:mnc_ref☆ml.toho-u.ac.jp
  ※「☆」記号を「@」に置き換えて下さい。

2019年12月1日日曜日

【文献管理】RefWorksを使った文献情報の収集方法の紹介

RefWorksを使っている方向けの文献情報の収集方法をご紹介します。

1. 医中誌から直接RefWorksに取り込む
2. RefWorksからPubMedを検索して取り込む
3. PubMedなどから検索結果をファイル出力してRefWorksに取り込む
4. ブラウザのプラグインを使って取り込む
5. 手入力する
#マニュアルを入手する
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1. 医中誌から直接RefWorksに取り込む


医中誌で検索後,
 ①取り込みたい文献にチェックを入れる。
 ②ダイレクトエクスポートをクリックする。
  この後の画面の指示に従い,RefWorksにインポートする。


2. RefWorksからPubMedを検索して取り込む


RefWorksの中から,
 ①「データベースの検索」をクリックする。
 ②検索語を入力して,虫メガネマークをクリックする。
 ③取り込みたい文献にチェックを入れる。
 ④「インポート」をクリックする。


3. PubMedなどから検索結果をファイル出力してRefWorksに取り込む


PubMedで検索後,
 ①インポートしたい文献にチェックする。
 ②上のメニューバーの「Save」をクリックする。
 ③Formatで「PubMed」を選択し,「Create File」をクリックするとファイルがダウンロードされる。


RefWorksに戻り,
 ①上のメニューバーから「+(追加)」をクリックして文献の登録方法を表示する。
 ②上から2番目の「参照のインポート」をクリックする。
 ③続いて表示されたページの「ファイルからインポート」の「ここにファイルをドロップする」のエリアに,
   先程PubMedからダウンロードしたファイルをドラッグ&ドロップする。
   その後の画面の指示に従ってインポートする。



legacy Pubmedでの取り込み方法は以下
https://mncrefference.blogspot.com/2019/11/legacy-pubmedrefworks.html

4. ブラウザのプラグインを使って取り込む


STEP1:プラグインを設定する

RefWorksで, 
 ①上のメニューバーから「歯車(ツール)」>「ツール」の順にクリックする。
 ②「ウェブ上に参考文献を保存」の項目内の,
   「Save to RefWorksをインストール」をクリックする。
 ③続いて表示されたページで,
   「Save to RefWorks」のアイコンを,ブラウザのブックマークバーにドラッグする。


STEP2:プラグインを使用する

PubMedなど文献情報を取得したいWebサイト上で,
 ①ブックマークバーの「Save to RefWorks」をクリックする。
 ②右側に取り込まれる文献情報が表示される。
  右下の「RefWorksに保存」をクリックすると,RefWorksに取り込まれる。


5. 手入力する


RefWorksで, 
 ①上のメニューバーから「+(追加)」をクリックして文献の登録方法を表示する。
 ②上から3番目の「新規レコード作成」をクリックする。
 ③続いて表示されたページで文献情報を入力して,右上の「保存」をクリックする。


【マニュアルを入手する】

・以下のサイトからRefWorksの各種マニュアルがダウンロードできます。
 新RefWorksマニュアル
・RefWorksの一番ベーシックなマニュアルは以下です。(要学内アクセス)
 P.3から文献情報の収集の方法が書かれています。
 新RefWorks日本語ユーザーガイド(2020年4月改訂版)

【その他の情報源】

・以下のRefWorksの国内代理店サンメディアのHPでも,
 各種データベースからの文献情報の収集方法を紹介しています。

【文献管理ヘルプデスク:問い合わせ】

 内線:大森地区:2444,2449 平日9-17時
 メール:mnc_ref☆ml.toho-u.ac.jp
  ※「☆」記号を「@」に置き換えて下さい。

【文献管理】文献管理ツールの機能比較(2019年12月版)

作成:2019年12月1日
更新:2023年2月13日

文献管理ツールはたくさんの種類があり,それぞれに特徴があります。
ここでは文献管理ヘルプデスクで対応しているツールについて簡単にご紹介します。

※ここで紹介している文献管理ツールは互換性があり,他のツールに後から乗り換えることも可能です。ご興味のある方は文献管理ヘルプデスクまでご連絡ください。


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■RefWorks


提供元:ProQuest
インターネット上で動作する文献管理ツール。
東邦で契約しているため,東邦所属の人は無料で使用可能。
インターネットに繋がっていればどこからでも使える。
パソコンに限らず,タブレットやスマートフォンのブラウザからも利用可能。
文献管理ツールの入門におすすめ。
・RefWorks https://refworks.proquest.com/
・登録方法
 https://www.mnc.toho-u.ac.jp/mc/rms_rw.php#060

■EndNote(デスクトップ版)


提供元:Clarivate Analytics
個人で購入する必要があり,6万円程度するが機能は高い。
文献管理ツールとしては最初期から存在していて有名である。
2023年2月時点の最新版は20。
複数のPCで作業する時には使用する端末全てにEndNoteを入れた上で別途同期する必要がある。
・EndNote (商品紹介ページ)
 https://www.usaco.co.jp/endnote/

■EndNote Basic(Web of Science契約機関版)


提供元:Clarivate Analytics
インターネット上で動作する文献管理ツール。
東邦で契約している文献検索データベースのWeb of Scienceに付属しているオンライン版のEndNote。
東邦所属の人は無料で使用可能。
インターネットに繋がっていればどこからでも使える。
デスクトップ版とはデザインから性能まで全く異なり,機能も限定されている。
1年に1回,学内ネットワークからアクセスしないと,無料版にダウングレードしてしまう。
・EndNote Basic
 https://www.myendnoteweb.com/EndNoteWeb/1.3/release/EndNoteWeb.html

■EndNote Basic(無料版)


提供元:Clarivate Analytics
インターネット上で動作する文献管理ツール。
誰でも無料で使えるオンライン版のEndNoteで,限られた機能のみが使えるバージョン。

■Mendeley


提供元:Elsevier
インターネット上およびパソコン上で動作する文献管理ツール。
誰でも無料で,インターネットに繋がっていればどこからでも使える。
パソコンにソフトをインストールすれば,オフライン環境でも利用できる。
研究者同士のコミュニケーションを活発にすることを目的として作られているため,
SNS色が強く,登録した論文を元にした論文や仕事の情報がお知らせされる。
・Mendeley
 https://www.mendeley.com/

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文献管理ツール
文献管理ソフト
文献ソフト
機能比較

【文献管理ヘルプデスク:問い合わせ】

内線:2444(大森) 3601(大橋) 平日9-17時
メール:mnc_ref☆ml.toho-u.ac.jp
  ※「☆」記号を「@」に置き換えて下さい。

【文献管理】RefWorksで,Wordで論文を書きながら引用文献リストを作る方法

RefWorksユーザーがWordで論文を書きながら引用文献を適宜挿入して,リストを作成する方法を紹介します。
Wordに引用文献管理用のプラグイン「Write-N-Cite(ライテンサイト)」をインストールする必要があります。

1. RefWorksからWordのプラグイン「Write-N-Cite」を入手しインストールする


①RefWorksの上部ツールバーの歯車マーク「ツール」をクリックし,さらにその中の「ツール」を選択する。
②表示された画面内の「Microsoft Wordに引用」の項目内の,Write-N-Cite「ダウンロード&インストール」をクリックする。
 ・自動的に使用しているOSにあったファイルがダウンロードされる。
  ※2019年12月現在,Windows環境ではOSが64bitでもOfficeは32bit版が基本です。
 ・その後,画面の指示に従い,インストールする。
  ※Javaを使用するため,Javaのダウンロードが発生する場合があります。
  ※環境によっては,VisualStudioのダウンロードが発生する場合があります。
③インストール完了後にWordを起動すると,メニューバーに「RefWorks」というタブが表示されるようになる。


2. Wordで論文を書きながら,文中に引用文献を挿入する


①WordのメニューバーのRefWorksタブ内の,「Log in」をクリックする。
 ・RefWorksにログインするときと同じ手順でログインを行う
  「所属機関からのログイン」>「Toho University」を選択>
   Shibboleth認証システム画面で学内認証ID/PASSを入力する
②Word文書内の引用を入れたい位置にカーソルを置き,
  WordのRefWorksメニューの左端のボタン
 「引用の挿入(Insert Citation)」をクリックする。
③「新規に挿入(Insert New)」をクリックする。
 ・フォルダが表示されるので,引用したい文献を選択し,「OK」をクリックする。

3. 引用文献リストを生成する


①文書の最後にカーソルを置き,[参考文献オプション]をクリックする。
②[参考文献の挿入]をクリックすると,引用文献リストが作成される。

4. その他


・RefWorks Citation Managerを利用する
 お使いのやWordのバージョンによっては,Write-N-Citeがうまく動作しない場合があります。
 その場合,以下のマニュアルで紹介されているRefWorks Citation Managerをご利用ください。
 http://www.sunmedia.co.jp/e-port/refworks/pdf/RCM_UserGuide.pdf(要学内アクセス)

【マニュアルを入手する】

 以下のサイトからマニュアルがダウンロードできます。(要学内アクセス)
 P.14から引用文献リストの作成について書かれています。
 http://www.sunmedia.co.jp/e-port/refworks/pdf/userguide-rwrs-201802.pdf

【文献管理ヘルプデスク:問い合わせ】

 メール:mnc_ref☆ml.toho-u.ac.jp
  ※「☆」記号を「@」に置き換えて下さい。